2014.09.30	第 2 日目

ニース周辺観光（ニース連泊）

いよいよ今日から南フランスの観光です｡

カンヌからニース､モナコをへてイタリアに続く地中海の海岸線はコートダジュール（水色
の海岸）と呼ばれ、元来は寒い北ヨーロッパの貴族・富豪の避寒別荘地だったところですが､
現在では海に面して高級ホテルが並ぶ一年を通じての保養地となっています｡

朝　ホテル直ぐ近くのニース大聖堂周辺を散歩してみました｡

8:30にホテルをバスで出発､今日はニース周辺の観光です｡

ニース周辺の高い丘には敵の襲撃を防ぐための城壁をめぐらしたこの地方特有の
｢鷲の巣村｣と呼ばれるものがいくつもあり､まずそのひとつのサン･ポール･ド･プロバンス
を訪れます｡

ここは､マチスやシャガールなど多くの芸術家に愛されたところで､、真っ白な石造りの
家並みや街路が中世の雰囲気を残し､素敵な雰囲気の村ですね｡

シャガールの墓もあり､拝んできましたが､又貧乏な画家たちが昼食代のかわりに画を
置いていったレストラン｢コロンブドール｣（金の鳩亭）が 今や大変なコレクションの持ち
主になっていたり､面白い村でもあります｡

次いで少しバス移動して 同じく鷲の巣村と呼ばれるエズへ｡

ここは標高427ｍの崖の上に造られており､村の頂上にあるサボテン公園と城跡まで
登りました｡

サボテン公園からは 地中海､コートダジュールのフェラ岬､ヴィルフラッシュ入り江と海
に浮かぶクルーズ船も眺めることが出来ました｡

ここでレストランＬｅ Ｐｉｎｏｃｃｈｉｏでニース風サラダ･ビーフ赤ワイン煮込み･チョコレート
ケーキの昼食｡

次いで ニースに隣接する世界2番目に小さな国モナコ公国へ｡

（世界1番目に小さいのは ヴァチカン市国）

此処は 広さ約60万坪（皇居の2.5倍）､人口3万人のごく小さな国ですが レイニエ三世
が女優グレース･ケリーと結婚したことでも有名であり､個人所得税を徴収しないので世界
の富豪が集まり､カジノ･モンテカルロや 公道で行われるモンテカルロ･自動車レースでも
知られていますね｡

国境も道路わきに地位ｓな標識があるだけで 勿論入国審査も無し狭い街なので大型バス
が入れないため 徒歩と路線バスを使ってあちこち見て歩きました｡

先ずはモナコ大聖堂と､その中に収められているレイニエ3世とグレースケーリーの墓へ｡

次いで モナコの街と港の景観を｡



グレース公妃のバラ園へ｡

流石に手入れがよく 見事なバラの花でしたね｡

更に　モナコのカジノモンテカルロへ｡

此処は入場するのに10ユーロ要するほか､カメラ持ち込み禁止で内部の写真撮影は厳禁
なので 建物の外観を眺めるのみ｡



カジノの入っている建物の中の高級ブテイックや宝飾店も 世界の富豪が集まる場所だけに
値札は付いておらず､冷やかしでは入れない雰囲気でした｡

最後に モンテカルロ･レースの行われる公道も眺めましたが､レース時には全面交通止めを
するとはいうものの ヘヤピンカーブだけでなく Ｆ１レースのコースとしては かなりに厳しい
ものですね｡



街の入り口の駐車場に停めていたバスに乗り､17:50 ニースのホテル帰着｡
夕食はＬＥ　Ｌｉｑｕｒｅでサラダ､ポークのロースト､ﾈｸﾘｰﾑｹｰｷ｡

初日の観光も盛り沢山でした｡

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